脱毛症の種類は、円形脱毛症、壮年性脱毛症、ひこう性脱毛症と３つあります。

円形脱毛症は、男女関係なく突然起こる事が特徴で
頭髪だけでなくまゆ毛、あごひげ、わき毛、陰部と発症部位は様々です。
発症は男女関係なく突然起こる事が特徴で、
抜け落ちた髪は、ちょうど楊枝のようで毛根が残ってません。
原因としては一般的に、ストレス説と末梢神経不全説、
他に自己免疫説などの説もあります。
また、子供の円形脱毛症も多く、ストレスが大きなウェートを占めています。
子供の脱毛症や抜け毛は最近特に多く、問題視されています。

壮年性脱毛症は、一般的に若はげと呼ばれるもので、
頭髪の１本１本が細いので頭皮が透けて薄く見える状態です。
近頃では男性だけでなく、女性にもかなり増加の傾向がみられます。
また親からの体質遺伝が多いので、両親のどちらかに若はげの要因があると、
その子供はかなりの確率で発症します。
前頭部から頭頂部の髪の太さが半分以下にやせ細るのが特徴で
抜け毛の末端部に毛根部が残っているようでしたら注意しなくてはなりません。

ひこう性脱毛症というのは、ふけが多く、頭皮がベタベタしてる人が多くかかる脱毛症です。
食生活が欧米化した現代にこのケースの脱毛症が非常に増えています。
動物性脂肪が多くなってるので、血液中にはコレステロールが増加し
毛乳頭への血行を悪くさせています。
その中でも動物性脂肪に含まれる不飽和脂肪酸が皮脂腺の肥大へと繋がっており、
皮脂漏が毛皮を塞いでしまう状態が増加しています。
 

円形脱毛症とは文字通り円形に毛が抜けていくことです。
頭髪だけと思っている人が多いようですが、
その症状は眉毛や脇の毛など体毛がある部分のどこにでも生じます。
また、大きさも異なるみたいで、１０円玉の大きさのもの、頭髪が全て抜け落ちてしまった
り、全身の体毛が無くなってしまったりとかなり重い症状の円形脱毛症もあるようです。

円形脱毛症の原因は一般的に過度のストレスからくるものと考えられていますが、
症状により色々な要因が考えられています。
また、痛みを伴なわないので、すぐには気付かず、
洗髪の時や洗顔の時などに手触りが違ったり、
人に指摘されて気付く場合が多いようです。

円形脱毛症についてインターネットで調べてみると、
美容室で指摘された人が割と多いようですね。
美容院でカラーリングやカットをしてもらってる時に美容師さんから言われて、
初めて円形脱毛症に気付くという場合があるようです。

円形脱毛症で悩んでいる人は近頃、増えている傾向にあるようですし、
最近では子供の円形脱毛症も増え、その多くは心の問題によるものが多いといわれていま
す。円形脱毛症はストレスによるものが一般的といわれていますが、その中には
アトピー皮膚炎や過度なダイエットが原因のものもあるので、素人判断は危険です。
また、性別や年齢に関係なく発症する病気なので、
その症状に気付いたらすぐに病院に行きましょう。
早めに皮膚科などを受診し、症状を確認してもらった方が良いでしょう。

円形脱毛症に悩む２０代のある女性は、
近くの皮膚科で円形脱毛症と診断され塗り薬などの処方を受け、
早い段階で完治させることが出来たようです。
放っておくとさらに症状を悪化させる場合もあります。
サイトには円形脱毛症について自己判断できる簡単なテストもあるようです。

円形脱毛症の治療には様々な方法があります。
一般的なものは１日数回、適量を塗布する塗り薬などによる治療、
または直接その部分に注射したりなどの方法があります。
育毛剤による円形脱毛症の解消なども効果があるそうですが、
円形脱毛症ではないかと感じたら、
やはり素人判断をせずに早めに病院で診察を受け、適切な処置を受けましょう。