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ヘアサイクルとは、毛髪の状態が変化することを指します。
健康な髪の毛のヘアサイクルの期間は約3~7年といわれ、
1日に100本くらいが生え変わっています。
そして、まゆ毛は2ヶ月、すね毛は3ヶ月、わき毛は5ヶ月と言われています。
ヘアケアや男女差、あるいは健康状態などの要素が絡んでおり、
当然ながらそれぞれ人によって差があります。
成長期(約2~7年)
発毛がスタートし、成長期が長ければ長いほど髪の毛は長く育つ事になります。
移行期(約2~3週間)
成長期が終われば、移行期へと突入します。
休止期(約3ヵ月)
そして、移行期が終わると今度は毛髪の成長が止まってしまう休止期に移行します。
毛根の部分は頭皮の方へだんだんと移動して行き、
抜け毛となって抜け落ちてしまいます。
この抜け毛は髪の毛の寿命ともいえるのですが、きちんと寿命を全うしたのかあるいは、
短命で終わってしまったのかが問題になるというわけです。
髪が抜け落ち、3ヵ月程度の期間を経て、
再び新しい毛髪が誕生するというのが正常なヘアサイクルです。
ですが、男性ホルモンの影響や、栄養不足などにより、
ストレスが影響したりして、ヘアサイクルに狂いが生じてしまいます。
抜け毛を減らすためには正常なヘアサイクルを取り戻す事が大切です。
取り戻すには、自分の状況をよく考え、原因を少しでも少なくする努力をして、
複雑に絡み合う原因を取り除く事が抜け毛を減らすことに繋がります。
抜け毛が増えると薄毛になってしまうかもと心配になることでしょう。
抜け毛の原因は色々な要因が絡み合って起ることが多く、
まだまだ解明されていない部分が沢山あります。
抜け毛や育毛にはたくさんの説があったりしますが、
人それぞれ体質も違い、万人に効果がある方法は存在しないので、
抜け毛の知識や情報をたくさん集めて自分に合ったものを探しましょう。
人間の毛髪には見た目以外に、大切な役割がたくさんあります。
みなさんが知ってのとおり、髪が生えている頭の中には脳が存在します。
人間の体の中でも、頭部は最も重要な部分であり、
脳は人間の生命活動の中心となって働く部分です。
万一、脳に異常をきたしてしまえば、直接生命に関わることも少なくありません。
毛髪がある第一の目的というのは、その重要な頭部を外部からの衝撃、
夏には暑さから冬には寒さから守るという役割をしています。
なので、抜け毛が増えて毛髪が薄くなること自体が異常であるとの意見もあるのです。
また、毛髪は紫外線などから頭皮を保護する目的も持っています。
そして、人間が食事などを通して体内に蓄積してしまったアルミニウムや鉛、
水銀などの有害物質も髪を通して排出するという役目も持っています。
また、毛根は知覚伝達神経とつながっており、
小さな刺激にも敏感に反応して危険を察知する役割もあるのです。
人間は普通髪をイメージすると外的な見た目のみを考えますが、
本来の重要な目的を考えれば、いかに髪の毛は大切なものなのかがわかると思います。
毛髪は、毛小皮・毛皮質・毛髄質の三層から構成されています。
これらの80%~90%が約18種類のアミノ酸から出来ている
ケラチンタンパク質で、残りの20%~30%が、
メラニン色素・脂質・水分・微量元素からなっています。
このケラチンタンパク質ですが、物理的にも化学的にも強靱である事が
一つの大きな特徴となっています。それは普通のタンパク質とは異なり、
腐敗しにくくて、様々な化学薬品に対しても抵抗力があり、
物理的強度が強く、弾力も大きいので、そう簡単に損傷を受ける事はありません。