不眠と勘違いしている事が大半です。        著　者： 岡田俊一
 
寝る気は満々なのに寝れないってとってもつらいですね。

健康塾に来られる方の約3割の方が不眠もあわせて訴えられます。
よくお話を聞くと色々なタイプの不眠がありますね。
布団に入ってもなかなか寝付けない人や
すぐに寝る事はできるけれど、
少しの物音でもすぐ目が覚める方とか。

睡眠時間は6～7時間取らないとダメといわれていましたが、
最近の健康指針では時間の枠が取り払われ、
人それぞれその人にあった睡眠時間があるといわれています。

まぁ、量より質ですな。 クライアントがよく言われる事に
「ぜんぜん寝れない、時計を見たら2時30分で、
ぜんぜん寝れなくってまた時計を見たら2時45分
という感じで昨夜は一睡もできなかった」
という人もおられます。
でも良く話し合ってみると、
15分づづ寝ているようでした。

つまり15分おきに起きては時計を見てるから、
ずっと起きてるような錯覚をしていたようですね。

またこんな方もおられましたよ。
「夜ぜんぜん寝られない。
それがもう3日も続くんですよ」って、
よくよく聞くと昼寝をしてるとか・・・。

こんな笑い話みたいなこともありますが、
真剣に悩んでおられる方もおられます。

まず不眠の大きな原因は自律神経の
アンバランスによることが多いですね。
色々ストレスを抱えるタイプの人によくあります。
また、首の横の部分の凝りが激しい人も寝つきが悪いようですね。

解消法としては静かな音楽を聴くとか、
あったかいミルク(カモミールミルクなどいいですぞ)を飲むとか、
また羊を数えるとか。(ほんとかいな)　
自分なりの解消法で対処している方はいいけど、
どうしていいか解からない方も多いみたいですね。

そんな方にワンポイントアドバイス。
まずお布団を暖かくする。(今の季節の話)　
次に呼吸に合わせてゆっくり手を握ったり開いたりする。
(息を吸う時に握る)　
そして自分の呼吸に意識を傾ける。
ポイントは吐く息を長くすることです。
まぁ一度お試しください。

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十分な睡眠をとることの重要性         著　者： 中山　舞子
 
眠れないとき、気分は晴れず、集中することもできず、食欲にも影響します。しかし、十分な睡眠をとらないとき、体への影響はこのようなことだけではありません。

睡眠と長期間の記憶

セントルイスのワシントン医科大学でなされた研究の１つで、ミバエを用いたMOは、長期間の記憶をよく保つために、また脳が新情報を学ぶことができるために、熟睡が必要であるという結論に達しました。睡眠が、この2つのことにどのように影響を及ぼすのでしょうか？

神経科医によると、新しいシナプスは、脳が記憶と新情報を処理して保持するために必要です。脳は新しいシナプスをつくる恒常的な努力から休まなければならなくて、眠っているときは実際にそうしていると考えられます。これがどのように起こるかはまだ解明されていませんが、必要でなくなったシナプスは、睡眠中も破壊されています。科学者は、新しいシナプスが新しいメモリを学び作成するために必要なものと入れ替えられることができるように、必要でないシナプスが破壊されると考えています。

睡眠中のミバエの脳の働き方は、睡眠中の人間の脳の働き方にかなり似ているようです。両方とも、睡眠に失敗したあとは、翌日はより多く眠ろうとします。睡眠は、学ぶ能力に接続していると考えられてきました。

数年前のミバエについての研究成果によると、ミバエは学ぶことが多いほど、眠る時間を多く必要とすることが分かりました。ミバエは、睡眠が少なかったときは、社会活動から多くの新しいシナプスを形成し、よく眠ったときはそれが少なくなりました。それは、私たちにとって何を意味するのでしょうか？私たちは、脳がよく機能するために、また新しいものを学ぶことができるために、睡眠を必要とするのです。

夜によく眠るための情報

眠るのに苦労するとき、何をしたらよいのでしょうか？以下の提案は、夜によく眠るために役立ちます：

• エッセンシャル・オイルを使って、ゆったりと温かい風呂に入る。
• ベッドルームを暗く静かにしておいて、新鮮な空気を入れる。
• 筋肉を弛緩させるために、寝る30分前に、マグネシウム・サプリメントを摂取する。

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